2019-2020 クラブの紹介

スローガン

会長挨拶

 

第48代会長  鶴居 康行 

私と松山西ライオンズクラブとの出会いは約12年前にさかのぼります。
今は亡き生鷹正男様と一緒に入会式に臨みました。二人ともスポンサーは渡邊秀樹さんでした。
入会式でライオンズクラブの理念「We Serve 私たちは奉仕する。」を披露された時、ふと
懐かしい気持ちになった事を鮮明に覚えています。
私は昭和36年4月19日に松山市新浜町 ( 三津浜と梅津寺の中間くらい ) で生まれ、高浜小・中学校を
卒業後松山南高に進学し今も生まれ育った場所に住み続けているのですが、人生において四年間だけ
県外に住んだ経験があります。兵庫県の西宮市と宝塚市の境に位置する関西学院大学という学校で
商学部に在籍していました。これはあまり知られておらず正直私自身も入学式でカリキュラムを手渡される
までそんなに意識していなかったのですが、この大学はプロテスタント系の南メソジスト監督協会に籍を
おいていたウォルター・ラッセル・ランバスという宣教師が中心になって創立した学校で各学部にそれぞれ
教会があり毎朝10時から40分間チャペルアワーという牧師さんのお説教の時間があり、キリスト教Ⅰと
キリスト教Ⅱという教科が必修で、その単位をとらなければ進級できないという、おもいっきりミッション系
の学校でした。今でも同窓会の懇親会で神学部卒の牧師さんが参加された時は神様への祈りの後アーメン
と言ってから会食に移ることがあるぐらいです。話は長くなりましたがこの学校の建学の精神が
「Mastery for Service」というものだったのです。直訳しますと「奉仕のための熟練」ということになります。
専門的な知識や技能に精通した人のことをマスターとかマイスターと言いますがマスタリーからの派生語
だと考えられます。要するにこの学校の理念は「よく学び体を鍛え奉仕ができる熟練者になれ」という
事だと思うのですが、その理念とはかけ離れた学生生活を送り社会人となって20年余り、日々の暮らしに
追われながらそれでも家庭を持ち会社を切り盛りしてきたところで縁あってライオンズクラブに入会し
「Serve = 奉仕」という言葉と再び向き合うことになったというのは非常に奇遇なことだと思うのです。
そしてこの度、非力な私が会長職を引き受けることになり、奉仕することの意味を少し掘り下げて
考えてみました。日本語的には「奉仕する」とは「つかえること」という意味合いが強いように思います。
日本国憲法第15条第2項「すべての公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。」という
一文などはそのよい例ではないかと思います。これに対して欧米の “Serve ” は、報酬を求めず、また
他の見返りを要求するでもなく無私の労働を行うことをいう、という意味合いが強いようです。
元々はキリスト教の布教活動の一環として “Serve “があったのだと思います。
アメリカ合衆国のシカゴが発祥とされるライオンズクラブですから後者の Serve = 奉仕の意味合いが
正解なのだと思います。
それでは「無私の労働を行う」という意味において同じだと思われるボランティア活動と奉仕活動には
どのような違いがあるのでしょうか。大災害や内戦などの現場で被災者や避難者のために労苦を
惜しまず無償で働く方々には本当に頭の下がる思いです。ボランティア活動は奉仕活動の中の一部で
非常に特殊な活動なのだと思います。すなわち誰が、いつ、どこで、何を、どのように奉仕するかが
決められているというか決めておかなければならないのがボランティア活動で “Serve “というよりも
“Help “に近いような活動なのだと思います。ライオンズクラブが行っている奉仕活動はある意味
自分たちでいつ、どこで、何を、どのように奉仕するかを決定してから行う活動です。時間的に緊急を
要求されることはないものの違った側面で難しい課題があるように思います。その活動が本当に社会の
ニーズに合致したものなのか、時代の変化に対応できているのか、決められた予算を効率よく有意義に
使った活動になっているかなど組織としてきちんと意思決定し、検証を行い、次に活かしていくという
ことをみんなで話し合い進めていかなくてはなりません。
そのためには会員各自が謙虚にお互いのことを思いやり、尊敬しあって、感謝の気持ちを忘れることなく
組織運営を行っていく必要があります。みんなで話し合い社会のために奉仕する。日常所属している
組織の中ではできない体験をすることによって自己の成長にもつなげていくことが大切だと思います。
一年間、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

役員紹介

役職 名前
会長 鶴居 康行
前会長 幾度 学
第1副会長
徳永 秀家
第2副会長 菅野 成彦
幹事 松本 哲見
会計
蔵本 久利
ライオンテーマー 宮崎 佳代子
テールツイスター 渡邉 秀揮
会員委員長 幸後 洋子
LCIFコーディネーター 幾度 学
二年理事 後藤 新
岩井 雄樹
中川 祐作
一年理事 曽根 弘全
片山 昭男
村上 聡
会計監査 黒田 和夫
向井 正知

委員会紹介

 

GMT・GLT・FWT・会則委員会

委員長 幸後 洋子 
副委員長 井上 稔
委員
幾度 学 (前会長)
宮内 浩四郎
(チャーターメンバー
元ガバナー・地区名誉顧問
MD336協議会元議長)
澤田 有馬
 (336Aキャビネット幹事)
 田中 孝幸
(地区GMT・GLT・FWT会員会則委員長)
徳本 秀樹
(地区年次大会統括副委員長)

財務・計画・出席委員会 

委員長 加藤 明宏
副委員長 森本 恭弘
委員
蔵原 一郎
(チャーターメンバー)
後藤 新 黒田 和夫(会計監査)
蔵本 久利(会計) 浅野 新矢
(不在会員)
向井 正知(会計監査)

MC・ライオンズ情報・大会参加委員会

委員長 菊池 亮介
副委員長 岩井 雄樹
委員
高木 啓志 小池 和史 白石 泰祥

青少年・LCIF委員会

委員長 松本 大志郎
副委員長 山之内 謙治
委員
曽根 弘全 橘 秀機 大西 行政
渡邉 秀揮
(テールツイスター)
宮崎 佳代子
(ライオンテーマー)
山内 久美

環境保全・保健福祉・アラート委員会 

委員長 中川 祐作
副委員長 三浦 経教
委員
片山 昭男 大森 雄 村上 聡
日浦 昭二 塩崎 由紀子 本田 信二

YCE・国際関係・ライオンズレオ委員会

委員長 河野 覚次郎
副委員長
委員
後藤 新 古澤 康治

同好会活動

ゴルフ同好会

世話人 渡邉 秀揮
補 佐 井上 稔